突然やってくる「もしも」の時。
悲しいことですが、しなければならないことが、たくさんあります。
お通夜の準備・連絡先や葬儀のことなど、必ず誰かがやらねばなりません。
その時に慌ててしまわないように頭の片隅に置いておいてください。
もちろん、大谷会舘もしっかりサポートさせていただきます。
1
自宅または病院で亡くなられた場合、お医者様を呼び死亡確認を行います。
事故や不慮死の場合は、警察の指示があるまで故人様を動かすことはできません。
警察の検死後、死体検案書(死亡診断書)をもらいます。
許可が出ればご遺体をご自宅などに送ることができます。
いずれの場合も弊社にご連絡いただければ係の者がお伺いし、故人様をお送りさせて頂きます。
2
喪主は原則として以下の順番で決めます。
①配偶者
②長男・次男
③長女・次女
④父親・母親
⑤兄弟
*原則として後継者が喪主になりますが近年では配偶者が喪主になることが増えています。
喪主の決定はご親族の主だった方でご相談されると良いでしょう。
3
宗教形式は、例えば仏式の場合でもその宗旨が分からず慌てる場合がございます。
親戚様に聞いていただくか、仏壇がございましたら弊社で確認できます。
予め確認しておきましょう。
4
寺社・教会へは喪主様が直接連絡していただくのが丁寧です。
神社への依頼は代理人・世話役または弊社より依頼してください。
(これは神道は「死」をけがれとして忌まわしむためです。)
5
どこまでのご親戚をお呼びになるのか?どこに連絡するのか?
そうならない為にご親戚の連絡リストがあれば慌てずに済みます。
6
死亡診断書を役所に提出する際に認めの印鑑
またご遺影写真をお作りになる際の写真(スナップ写真、USB・SDカードで可)
USB・SDカードに関しましてはどんな写真(着せ替え、バックの背景の変更)かを確認できるようにお願いします。
ご臨終から追悼儀礼までの葬儀の進み方についてご説明しています。
なお、ここでのご説明は標準的なものであり、地域や宗教により、違いがある場合もございますのでご了承ください。
1
弊社スタッフが故人様のお名前、お送り先、住所、連絡先、病院名(病棟、病室)等をお伺いし、お時間を決めてお迎えに上がります。
2
病院から自宅、または会館へ直接入ることも可能です。
ご安置後にドライアイスの処置、枕飾り等、弊社スタッフがご準備します。
3
宗教者と連絡が取れましたら日程を確認し、最初に頂くお経(枕経)を上げてもらいます。
*宗教者と予定が合わず通夜前にする場合もあります。
4
喪主様皆さまのお疲れがなければそのまま打ち合わせになります。
祭壇 霊柩車 粗供養 料理 細かい打ち合わせをひとつひとつ決めていただきます。
(所要時間:1時間~2時間)
全て決まってから親戚、自治会、ご近所に連絡された方がスムーズかと思います。
5
故人様の最後のお部屋となりますお棺にお納めさせていただきます。その際に故人さまが愛用した服、着物等 また好きだった物、甘いお菓子等を用意し、お棺の中にお入れいただきます。(基本的に燃える物になります。)
*ご希望により湯灌、ラストメイク承ります。
6
遅くても定刻1時間前までには会場へお越しください。
供花の順番・席の順番・通夜式の流れなどを、打ち合わせさせていただきます。
お通夜終了後、通夜振る舞い(食事)へ進みます。
7
定刻の1時間前までには会場へお越しください。
焼香順位・席の順番・ご弔電・告別式の流れ等を、打ち合わせさせていただきます。
8
故人様のお顔を見れるのは最後となっております。
「今までありがとう。」「お疲れ様です。」の一言を添えてお花を手向けていただければ故人様も喜ばれる
かと存じます。故人様との最後のお別れが終わりましたら、霊柩車にご乗棺していだだき火葬場へ向かいます。
ご収骨までお時間かかる為、会場へ戻りゆっくりお食事などをしていだだきます。
9
お時間になりましたら火葬場へ出発し到着後、お骨拾いをしていただきます。
終了後、会場へ戻り還骨法要、並びに初七日法要(当日初七日希望の場合)になります。
10
喪主様並びにご遺族ご親族の皆様大変お疲れかと思われます。
御自宅まで道中運転等に気を付けてお帰り下さい。
御自宅に着きましたら、ごゆっくりと身体を休めてください。
葬儀には、仏式・神式・キリスト教式・無宗教など宗教ごとに違いがあります。
それぞれの葬儀に参列した場合における焼香の作法などをご説明しています。
ご葬儀に参列される場合に、ご一読されることをおすすめいたします。
昔は文字通り夜通し行われたもので、故人のご遺体の傍らで別れを惜しむのが本来の姿で「夜伽(よとぎ)」とも言います。
現在では、午後6時~7時頃から始まり、午後9時~10時までというのが一般的です。
出来れば、読経の始まる前に伺いましょう。焼香のあと僧侶の退席を目安に辞去しても構いません。
儀式ではありませんので正装する必要はありません。地味なスーツやワンピースなどで装うのが心遣いです。アクセサリー類は原則として、しない方が良いでしょう。
特に定まった席順というのはありません。
一般的には祭壇に向かって右手前から「喪主」「遺族」「近親者」。
祭壇に向かって左手前より「葬儀委員長」「世話役代表」「近親者」「一般知人」「友人」「会社関係者」
というように血縁の順に座るのが一般的です。
真心がこもっていれば言葉につまって深く一礼するだけでも十分に気持ちは通じます。
遺族の気持ちを察して「この度はご愁傷様です・・・心よりお 悔やみ申し上げます。」
程度に短く切り上げましょう。
お顔よりやや下の位置に座り、故人様に一礼します。
ご遺族が白布を顎の方からめくるので畳に手をついたまま対面し、深く一礼静かに手を合わせます。
「穏やかに休んでいらっしゃるようですね。」などのいたわりの言葉も良いでしょう。
最後に「合掌」します。
本来は「神道」の考え方から出たものです。帰宅してから家人に胸・背中・足元の3か所に清め塩を軽く振りかけてもらいます。現在は自分で足元へ軽く振りかけるだけの方が多いようです。
*地域や宗派により異なります。
葬儀は、故人とお別れをする儀式で遺族や近親者によって営まれるものです。
告別式は、故人と生前に親交のあった人々が最後の別れを告げる儀式です。
このように「葬儀」と「告別式」は本来別のものですが、現在では厳密な境界がない場合が多いです。
なお、「葬儀」や「告別式」に参列することを「会葬」と言います。
遺族の喪服は正式には、男性=黒のモーニングまたは黒の略礼服。女性=黒のフォーマルウエアまたは着物とされています。
自宅葬の場合は通夜と同じ席順になります。葬儀会館などの場合はあらかじめ決められています。わからなければ係りの人に聞けば良いでしょう。斎場などでは、係員の指示に従って席に着きます。
葬儀の最初から参列するならば、定刻より少し早い目に着くようにしましょう。受付でお悔やみの挨拶をし、香典を渡して会葬者芳名録に記帳します。通夜で香典をすでに渡してある場合は、お悔やみと記帳だけをします。名刺があれば名刺を渡すことでも良いです。葬儀の式次第では、宗派によって違いますが、一般会葬者は司会の指示に従って焼香を行います。
焼香は死者の霊を供養し、その香気によって霊前を清めるために香を焚くことです。焼香に数珠は欠かせないものですので必ず持参しましょう。
・次の人に会釈をして祭壇前の遺族の末席まで進み僧侶と遺族に一礼します。
・焼香の出来る位置まで進み位牌と戒名と故人の写真を見て一礼します。
・香箱から右手の親指・人差し指・中指の3指で香をつまみ香炉の中に静かに落とします。
・焼香のあと合掌し、深く一礼してからやや下がり左右に一礼し右回りして席に戻ります。
新式では、仏式の焼香の代わりに玉串奉奠をします。
・神官の前に進み、玉串を受け取り一礼します。
・左手のひらを上にし葉先の中央部分を乗せてから右手をかぶせるように枝の方を軽くつまんで受け取ります。
・玉串を胸の高さに捧げながら、玉串台の2~3歩手前に進み、軽くいただき持ち手を替えて葉の方を手前に枝の方を向こうになるように玉串台に供えます。
・二礼、二拍手(弔事では音を出さずにします)のあと両手をおろしてさらに一礼し、そのまま二歩下がり向きを変えて神官に一礼し、遺族に一礼してから席に戻ります。
キリスト教の葬儀や無宗教での葬儀の場合、菊やカーネーションのような茎の長い白い花を霊前に供えます。
順番に渡される花を受け取り、花が右側にくるように持ちそのまま霊前に進み一礼します。
・花が手前、茎が霊前に向くように献花台に静かに捧げそのまま少し下がります。
キリスト教式では、手を組み合わせて頭をやや下に下げ黙祷し故人の永遠を安息を祈ります。
・牧師(神父)、遺族の順に軽く礼をして席に戻ります。
無宗教の場合は、合掌や頭を低く下げるなど自分の気持ちを表す動作を示せば良いでしょう。
出棺は会葬者が故人を見送る最後の時です。
告別式に参列した場合は、よほどのことがない限り、お見送り致しましょう。
コートや帽子をとり、霊柩車が走り出す直前に合掌して故人の冥福を祈りましょう。
ご遺族に火葬場まで同行するように声を掛けられたら出来るだけ申し出に添うようにしましょう。
24時間365日受付しております